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多宝院(たほういん)は、秋田県能代市檜山字小間木にある曹洞宗寺院。地元ではシダレザクラの名所としても知られる。 == 概要 == 山号は潜竜山。一般的に院号の多宝院(多寶院)で知られる。本尊は聖観音。 久保田藩士多賀谷氏の菩提寺であり、「秋田武鑑」にも『禅宗 多寶院』と掲載されている。また同書より檜山住の家格宿老の藩士松野氏分家も同寺を菩提寺にしているのが分かる。 佐竹義宣の久保田藩移封による多賀谷氏移封に随行して常陸国より移転してきたので、茨城県下妻市に当地の多賀谷氏墓地を管理する〔立花氏の柳川藩移封に随行した梅岳寺の跡地に梅岳寺が再建されたり、上杉氏移封に林泉寺が随行して以降に林泉寺 (上越市)が再建されるなど領主移封に随行した寺が旧地に別に再建される場合ある。ただし、『日本歴史地名大系第5巻 秋田県の地名』や『日本歴史地名大系第8巻 茨城県の地名』では二つの多宝院の関係について特に触れていない。〕同名の寺多宝院が存在する。 不動明王立像や多賀谷重経座像、国清寺跡より移された古扉を所蔵する。なお建造物は秋田県指定文化財である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「多宝院 (能代市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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